なにが違うの?『栄養士』と『管理栄養士』

こんにちは、まっちゃんです!

「栄養士と管理栄養士ってなにが違うの?」

今回は栄養士と管理栄養士の違いについてお伝えします!

この記事を見れば一発で違いがわかりますので是非ご覧ください!

まっちゃん

・栄養士ってなに?
・管理栄養士ってなに?
・実際のところなにが違うの?

今回の記事はこんな疑問を持つ方へ向けての記事です

この記事の信憑性
  • 現役管理栄養士
  • 元総合病院管理栄養士
  • 栄養士と働いた経験あり

現役の管理栄養士であり栄養士と働いた経験から、栄養士ができる仕事、できない仕事にどんなものがあるのか経験済み。

この記事で解決できる疑問は
  • 栄養士と管理栄養士の違い
  • 管理栄養士になるメリット

結論

大きな違いは資格取得方法と業務範囲

栄養士を目指すなら管理栄養士まで目指そう

管理栄養士のメリットは給料と仕事範囲が広いこと

それでは詳しく解説していきます

栄養士と管理栄養士の違い

資格取得の違い

結論で記述したとおり違いは資格取得方法と業務範囲の違いです

資格取得方法の違いについて

栄養士は厚生労働省が指定する栄養士養成学校を卒業し都道府県知事から免許を交付されます。

管理栄養士は栄養士免許を取得した後、国家試験に合格することで厚生労働省から免許を交付されます。

ポイント

資格取得方法が栄養士と管理栄養士で違う

管理栄養士は国家試験を受ける必要がある

栄養士は最短2年

管理栄養士は最短4年

業務範囲の違いについて

管理栄養士は外来食事指導料などの診療報酬が取れる

栄養士は療養食加算などをとる上で必要な要件となっている

栄養マネジメント加算の要件で栄養士を1名以上配置など栄養士が活躍する場も

存在する。

が、近年診療報酬、介護報酬を加算する上で管理栄養士の充実、強化が図られている傾向がある。

ポイント

診療報酬を取る上で管理栄養士の資格が必須

栄養士でも取れる報酬はある

今後管理栄養士の充実、強化が図られる可能性がある

見て頂いて分かるように管理栄養士の方が業務範囲は広く、特に診療報酬

においては管理栄養士が必須となります。

しかし、その分管理栄養士の資格取得は時間がかかるのが現状ですがそれだけの

価値がある資格だと思います。

栄養士とは

ここでは詳しく栄養士についてお答えします。

資格取得はいずれかのルートになります。

栄養士法より栄養士とは「栄養の指導に従事することを業とする者をいう。」

となっています。噛み砕くと栄養指導(食生活のアドバイス)や給食管理(献立作成、調理)

を行うものとなっています。私のイメージとしては栄養士は健康な人を対象とした栄養指導や

献立作成をしているイメージが強いです。

管理栄養士とは

次に管理栄養士についてお答えいたします。

資格取得はいずれかのルートになります。

栄養士法より管理栄養士とは「傷病者に対する療養のための必要な栄養指導等」

※長文のため割愛しています。

となっています。噛み砕くと健康な人だけでなく傷病者や高齢者などステージに合わせて

サポートしていくのが管理栄養士です。記載の通り健康な方だけでない為、専門性が必要となる

職種であることは間違い無いでしょう。

・管理栄養士では専門性が必須となる

・栄養、健康を求める面ではどちらも同じ

・栄養士ができることは管理栄養士でもできる

・管理栄養瀬でできることは栄養士でできなことが多々ある

【栄養士と管理栄養士の違いは?】メリットとデメリット

栄養士のメリット

キャリア形成がしやすい

資格取得までの期間が短い

資格取得までにかかる金額は少ない

特別な試験はない

学校を卒業し資格申請をすれば取得できる

日常生活に役立つ

栄養士のデメリット

業務範囲が狭い

給料が低い

専門的指導ができない

管理栄養士のメリット

キャリア形成がしやすい

栄養士の上位資格である

専門的業務ができる

業務範囲が広い

就職先の幅が広い

再就職(転職)しやすい

日常生活に役立つ

管理栄養士のデメリット

資格取得までの期間が長い

資格取得までにかかる金額が高額

国家試験に合格しなければならない

専門的知識が必要となる

ポイント

どちらもメリットデメリットがある

キャリア形成はしやすい

日常でも役に立つことが多い

どちらを取るか自分の将来性を考え取得してみよう

【栄養士と管理栄養士の違いは?】具体的な違い

給料の違い

栄養士と管理栄養士には給料の差が激しいです。

栄養士については約25~35万円が相場ではないでしょうか

年収にすると約300〜420万円となります。(ボーナス込み)

管理栄養士の給料事情についてはこちらの記事を参照ください

仕事量の違い

栄養士と管理栄養士は明らかな仕事量の差もあります。

栄養士は栄養指導、献立の作成、調理、給食管理といった業務が主な仕事になります。栄養士は主に健康な人への業務従事というイメージです。

管理栄養士は専門的な栄養指導、給食管理など専門的分野のものが多いです。管理栄養士は疾病持ちや食生活改善が必要など、特別な配慮が必要な方への業務従事というイメージです。

その他の違い

仕事内容によっては栄養士でもできるのでは、と疑問を持った方もいるかと思います。

なぜ管理栄養士でないといけないのか。

それは厚労省より点数(お金のこと)を患者からもらう際に管理栄養士が業務に従事しているという条件があるからです。

栄養指導を医者や看護師、栄養士が行っても点数はもらえません。管理栄養士でなければならないのです。

また、管理栄養士は栄養指導などの勉強を専門で行っています。ですので、他の業種の方と比べ栄養に対する知識量の差は歴然です。

【栄養士と管理栄養士の違いは?】おすすめはどっち?

私個人の意見として、『管理栄養士』がいいでしょう。

やはり栄養士の上位資格であり栄養、健康関連の資格で最上位の

資格なのは間違いないからです。

時間と労力はかかるものの、かけた分リターンは大きいです。

・専門的指導もでき今後必ず需要の上がる資格です。

・キャリア形成の幅も大きく将来性もあります。

【栄養士と管理栄養士の違いは?】まとめ

栄養士と管理栄養士は資格取得方法と業務範囲が違う

専門性があるのは管理栄養士

栄養指導は栄養士と管理栄養士で対象者が変わる

個人の見解として『管理栄養士』の方がいい

栄養士、管理栄養士について説明しましたが

いかがだったでしょうか?

簡単な説明にはなりましたが要点を押さえた記事となっています。

栄養士、管理栄養士で悩んでいる人の参考になればと思います。

以上で本記事は終わりです。

では、次の記事へ行ってらっしゃい✋

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